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59号
2004
03.29
大人も遊ぶ着せ替え人形/あなたの睡眠時間は/一勝九敗・柳井正・新潮社
大人も遊ぶ着せ替え人形
インターネットにおいての遊びの一つに『アバター』というものがあります。
アバターとは自分の分身として画面上に登場するキャラクターです。髪型や服装、装飾品などを選んでオリジナルのキャラクターを作成できるようになっている場合もあります。
子供の頃、遊んでいた着せ替え人形を、そのまま画面上で行うというものです。
最初は、子供じゃあるまいし、着せ替え人形??と思ったのですが、これがかなりのものです。
女性用だけでなく、もちろん男性用もあり、中には、実際に服や下着を買うことができるものもあります。
当社のパソコン教室の中で紹介しましたら、パソコンが苦手というお客様が「こんな風に作ってみました!」と、とても嬉しそうに見せてくれました。
パソコンを楽しいものと思っていただけて、私も嬉しくなりました。
仕事でお疲れの時に、少し試してみてはいかがですか?
アバターの語源:サンスクリット語、「 分身・化身 」を意味する。(あん)

あなたの睡眠時間は
7時間寝る人が一番長生き?
日本人10万人を対象にした10年間の大規模追跡調査で、こんな結果が明らかになった。
調査は40才~79才の男女10万人を対象に睡眠時間や飲酒、喫煙、運動の生活習慣、ストレス度などを聞いたものです。
睡眠時間で回答が多かったものは、男性8時間、女性7時間で、平均は、男性7.5時間、女性7.1時間です。
死亡率が最も低かったのは男女とも7時間と答えたグループで、長くても、短くても、死亡率は高かった。
睡眠に関してのすごい調査ですが、人間の欲望の一つでもあり、まだいろいろ解らない神秘の世界ですね。
経営的には、朝の早い経営者は、繁盛している人が多いとよくいわれますね。
私は、6時間程度で、朝6時には起きます。でも、まだまだ布団からはなれられないですね。(なべ)

一勝九敗・柳井正・新潮社
㈱ファーストリテイリングCEOの柳井正さんが、ユニクロの成功までの体験談をわかりやすく書かれた著書である。
フリースの事、ユニークなCMで市場にインパクトを与えた事など。
「当社は数々の失敗を繰り返して、学習をしてきた会社だと思っている。
繰り返し強調しておくが、成功よりむしろ失敗のほうが勉強になる」事などが書かれています。
最後の起業家十戒、経営者十戒は私にとって心に染みる言葉でした。(なべ)

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58号
2004
03.22
ランドセルの変化/『読み・書き・計算』で学力再生・陰山英男・小学館
ランドセルの変化
4月になると、自分の体より大きなピカピカのランドセルを背負った子供をあちこちで見かけます。
このランドセル、年々変わってきています。
ランドセルはランセルという背負いカバンを意味するオランダ語が由来です。
日本では江戸時代に背中に背負う布製のかばん「背のう」(はいのう)が輸入され、軍隊で使われたのが始まりです。
その後、明治時代に学習院において通学用の背負いかばん(現在のリュックのようなもの)が導入され、現在の箱型のものは、当時の内閣総理大臣、伊藤博文が大正天皇の学習院入学のお祝いに、特別に作らせたものを献上したものが始まりとされています。
私自身が小学生の時は、男子は黒、女子は赤、素材は皮か合皮がほとんどでした。
中にはピンクのランドセルや、リュックのようなものを使っている子もまれにいましたが、いじめられたりして嫌がっていた覚えがあります。
現在は、色は24色以上、素材、形も様々なものになっています。
スーパーのイオンで調べて見ると、色、形の違いにより、90近い選択肢があることになります。(ちなみに値段は7,800~45,000円でした。)
子供が自分で自由に選ぶランドセルからも、型にはまらない発想、個性が生まれる気がします。
20年後にはその子供達は社会人になります。その個性に負けない会社づくりをしていかなければと思います。(あん)

『読み・書き・計算』で学力再生・陰山英男・小学館
この本は、『読み・書き・計算』の徹底反復学習で子供達の基礎学力を向上させると言う?
山メソッドを考案した小学校教諭の陰山英男氏が書かれた物です。
『ゆとり教育』のための新指導要綱に基づく教育課程が2002年から始まりましたが、今では『学力低下』の批判が出ています。
事実、知力(学力)、体力とも低下していて、その反面学級崩壊などが増えています。
その原因は何か。
それは基礎学力の無さから生じる子供達の精神不安、授業が理解できないが為の苛立ちなどだそうです。
基礎学力向上の為の徹底反復学習は毎日同じ事の繰り返しです。
その中で集中力・忍耐力・精神持久力等が養われるのです。
『揺るぎなき基礎は多様化に転化する』と書かれてありますが、仕事でも同じですね。
多様な価値観が存在する現代、多様な視点から物事を見る力が必要とされて来ます。
何事も『基礎基本』が大切ですね。(ゆう)

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57号
2004
03.15
451万人分のデータ流出/摩擦による成長/ムダとり・山田日登志・幻冬舎
451万人分のデータ流出
ヤフーBBの顧客データが流失したと、報道で大きく騒がれていますが、当社でも人ごとではありません。
なぜなら当社でも、データ入力の業務をしているからです。
業務を行う時には、関係する社員、パートにはその都度秘密保持の誓約書をかかせ、終了時には必ずパソコンを確認するなど細心の注意を払っています。
しかしながら、困るのは、いとも簡単にコピーができ持ち出せるからです。
過去のデータ流失例をみても、不正アクセスでデータを持ち出した例はほとんどないそうです。
どれもが、人が持ち出しているのです。
個人の良識にたよるのも限界がありますが、大きな犯罪である認識を教育していくしかありません。
当社もさらなる教育と仕組みを構築してお客様に信頼おける情報管理システムを確立していこうと思います。(なべ)

摩擦による成長
2月26日、株式会社ゼロスポーツ(岐阜県各務原市)中島徳至社長さんの講演をお聞きしました。
ベンチャー向けの講演で経営計画や資金繰りの重要性などでしたが、そのお話のなかで「摩擦を恐れるな、摩擦は成長を生み、摩擦は自分を育てる」という言葉がありました。
今、まさに私に必要な言葉でした。
もともと摩擦を嫌う私は、公私ともにできるだけ摩擦のないようにしたがるところがあります。
プライベートではそれでいいのかもしれませんが、仕事上では、言わなければいけないことは、はっきり言うようにと、社長に言われていた矢先でしたので、非常に心に残りました。
しかし、最終目標は成果であって、ただ言えばいいというわけではないので、今後は、言うタイミング、口調、言う順序など試行錯誤することになるのでしょう。
これまでは、言わずに我慢することが自分自身の成長につながると思っていましたが、その逆の摩擦からも自分自身が成長できると知り、今後は言わなければいけないことは、はっきり言うようにしようと思います。(あん)

ムダとり・山田日登志・幻冬舎
必要なのは知識よりも訓練だ。
ムダとは、意識しないで浪費していることである。
ムダとりとは、向上心である。
多くの大企業から、ベルトコンベアを無くし、一人屋台生産方式の導入をはかり、大幅のコストを削減した合理化の達人であられる山田氏が、ムダとりについて、熱く書かれた著書です。
製造業に関わらず、経営者必読の一冊です。(なべ)

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56号
2004
03.08
新食生活/ホールマークの戦略/2月の岐阜新聞・チラシ状況
新食生活
BSEの問題で大手牛丼チェーンでは、牛丼がなくなり、新メニューが続々と誕生しました。
そこで、吉野家さんのカレー丼に注目してみました。
カレーは、お皿で食べるという概念がありますが、丼が受け入れられるかに非常に興味があり食べに行ってきました。
丼にご飯・カレー、スプーンではなく、レンゲがでてきました。
丼とレンゲ新しいカレーのスタイルです。
さほど違和感はありませんでしたが、カレーはお皿の方がいいように思いました(習慣で感じたのでしょう)。
その昔、日本人は始めて牛肉を食べて依頼食生活が変わりました。
食生活の変化とともに日本人の体形も変わり、病気も変わりました。
食生活は生きていく基本です。
基本が変われば、変わることも多いでしょう。
昔の記憶で申し訳ありませんが、世界民族で、住居が大きく変化した民族は、沢山あるそうですが、食生活が変わった民族は日本人だけだという話を聞いた事があります。
そういう意味から、日本人は柔軟性があるのでしょうか?
それにしても、吉野家さん空いていたな。(なべ)

ホールマークの戦略
アメリカ大手のグリーティングカード会社・ホールマークが5年ほど前に行った戦略です。
「月に一度、カードを贈ろう」、毎月、どんな日にどんな人にカードを贈るのかを提案しました。
例えば12月ならクリスマス、家族や友人に、2月ならバレンタイン、愛する人に、といった具合に。
結果、カードを送る必要のない月も出てきます。
何もない月は、アイディアを出し提案しました。
一番顕著なのが、10月の第3土曜日です。
「Sweetest Day」と銘打たれ、一番愛する人にカードを贈りましょう、というものです。
3、4年前までは誰も聞いたことのない記念日でしたが、いまや9月の中旬にもなるとカード屋さんには何種類ものカードが並べられ、若者たちが買っていくそうです。
売り手側の戦略がうまいのか、消費者が乗せられやすいのか、日本にも近いうちにこんな記念日が紹介される日がくるかもしれません。(れい)

2月の岐阜新聞・チラシ状況
2月合計・453枚  平均15.6枚
曜日平均 日・12.8 月・10.5 火・15.0 水・12.2 木・17.5 金・13.5 土・28.5
業種別折込数1.スーパー・82 2.パチンコ・39 2.住宅・39(なべ)

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55号
2004
03.01
狂牛病狂騒曲/心の余裕/米・タワーレコード、破産法申請
狂牛病狂騒曲
最初にイギリスで、狂牛病が発見されたときは、米国でも大騒ぎでした。
措置として、ヨーロッパからの一切の牛肉の輸入が禁止されたのを始め、挙句の果ては、乳製品や他の肉製品(生ハムなど)の輸入さえ規制する動きがありました。
ところが今回、アメリカでBSEの牛が発見されたときは、少し様相が違うようです。
米国在住の友人曰く、「BSEは牛肉を食べても感染しない」とのキャンペーンを大々的にはり、食肉業界は以前にも増して活気があるそうです。
CNNなどでは、どこが一番美味しいステーキハウスか、という特集を組んだりしているそうです。
日本やその他の国が、全頭検査を求め、それが実現されなければ、輸入再開はないといっているのをごり押しして、輸出再開を目論んでいるようです。
他国に対しては、異常に厳しい輸入規制を敷くにもかかわらず、自国の輸出は、無理矢理押し通そうとする……大国のわがままが見えてきませんか?(れい)

心の余裕
毎日車通勤をしているのですが、公共交通機関を利用して出勤しました。
いつもなら15分程で到着するところを、ドアtoドアで45分でした。
3倍の時間がかかったのですが、ほとんどが「待つ」時間です。
まずはバス停に並び、バスを待つ。
バスに乗ったら、駅に着くまで待つ。
バスから降りて電車を待つ。電車に乗って、降りる駅に着くのを待つ。
「待つ」と言うと時間が無駄に思えますが、この時間、非常に便利なものです。
例えば本を読んだり、考え事をしたり、周りをじっくり観察したり・・・。
特に普段使わない分、違う目線で見ることができ、多くのことに気づきます。
また、車だとついつい急いでしまいがちですが、公共交通機関の場合、急ぎようもないので、心に余裕がでてきます。
その心の余裕がさらに発想豊かにしてくれるような気がします。
特にそそっかしい私は、たまにはこのような時間を作る必要があるとつくづく思いました。(あん)

米・タワーレコード、破産法申請
アメリカの「タワーレコード」を経営するMTSが、破産法の申請をした。
同社の経営危機は、インターネットによるCD販売、音楽ダウンロード、さらには大型スーパーなどの競争激化に負けたのが原因だそうです。
典型的な販売方法による敗北です。
販売方法も本当に日進月報ですね。
ちなみに日本のタワーレコードは経営上分離独立していますのでご安心下さい。(なべ)

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54号
2004
02.23
発明対価200億円/英語熱
発明対価200億円
青色発行ダイオードの(LED)の特許を巡り、発明者の中村修二さんが、勤務先だった精密機器メーカー「日亜化学工業」に発明の対価として200億円を請求した訴訟で、東京地裁は1月30日に、200億円の支払いを命じた。
しかしながら、裁判所は、この対価は2010年までの推定利益1208億円の50%、604億円ともいっています。
私の感想は、一言、高すぎる。確かにその発明は、ノーベル賞級とさわがれ世界的な発明であると言う事は理解できますが、企業の研究開発は、日の目を見ない物がほとんどで、それらに対しても開発費、人件費なども支払っているのです。
ちなみに「日亜化学工業」の売上は1993年に200億円程度でしたが、2001年には835億円になったそうです。
それでは、私なら推定利益1208億円の1%の10億円程度が妥当だと思いますが、皆さんはどう思われますか?
今回、お金の事は別として、技術の世界でも活躍すれば、有名になれ人並みはずれた対価をいただけることがわかっただけでも子供達にも、現在一生懸命取組んでいられる技術者の方々にも大きな夢を与えた事はすばらしい事だと思います。
なお、この裁判「日亜化学工業」が即日控訴しました。(なべ)

英語熱
アメリカに住む友人が1月7日に新聞の切り抜きを送ってくれました。
彼女の手紙の冒頭には「何と恐ろしいことでしょう!」と書いてあり、辞書を片手に読んでみました。
記事の内容は、韓国の親達の間で過熱する英語教育についてでした。
韓国では、お腹の中の子供には英語の童謡を聞かせ、幼児には高額な家庭教師を雇い、就学前になるとアメリカに行かせるなど、富裕層では当たり前のようです。
しかし、彼女が恐ろしいと言っていたことは、発音を正しくする為に、20~30分で済むという、舌の細胞繊維を切る外科手術を行うようになったと言う事です。
このような事実に、政府は行き過ぎた英語教育を抑えるために公立学校の英語教師をネイティヴスピーカーも含めて増ふやすなどして、そのような手術の必要性がないことを訴えているそうです。
また、ドクターなどは一部のメディアが誇張していると言っています。
しかし、オーバーヒートはなかなか収まりそうにないようです。
記事の中でのドクターの言葉が心に残りました。
〝私達の社会が、子供の人権を踏みにじっているんだ、『子供の将来の為』と言う言葉の元で・・・〟これからの社会、英語は必須です、そして日本でも英語熱はあります。
一番大切なのは、子供達自身が自発的に学ぶこと、そのためには楽しくなくてはいけません。
楽しければ身につくものです、何事も!(ゆう)

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53号
2004
02.16
本当のサービス/英語なんて怖くない
本当のサービス
最近の美容院の流行は大型でしょうか。
新しくできるものは大型店が多いようです。
内外装ともおしゃれで、店員も客の倍くらいいて、頼んでないことまで無料でやってくれる。
ハード面だけでなく、ソフト面のサービスもさぞかしのものだろうと期待してしまいます。
受付、カウンセリング、パーマ、カット、ハンドマッサージ、ポイントメイク、それぞれ担当が変わります。
すべてマニュアルがあるようで、マニュアルに沿ってされているようです。
しかしながら、「これは省いてもいいのでは?」ということが多々あり、どうやらそのことをスタッフも思っているようで、やりにくそうに思えました。
それが負担になっているのかどうかわかりませんが、ソフト面のサービスもままならない状態です。 ハード面、ソフト面、いずれのサービスも、する側に疑問があったり、心に余裕がないとできないものです。
指示をする側の理想も理解できるのですが、それが逆効果になっていてはどうでしょうか。
幸せな人しか、人を幸せにできないのでは・・・。
そう思ったあとすぐに、我が社のスタッフは幸せに感じてもらえているだろうか、と我に返ってしまいました。(あん)

英語なんて怖くない
日本人はとかく英語アレルギーの人が多いようですが、英語ってそんなに難しいものでしょうか?
勿論、文学を深く理解しようとしたり、言語についての起源を調べたりしようとすれば、英語ってとても難解なものになるでしょう。
でもそれは日本語でも同じこと。
英語を学科と捕らえるのではなく、コミュニケーションの手段だと思えば、文法などのうっとうしいルールに縛られることもなく、結構楽しく感じるのではないでしょうか。
考えてみれば、英語圏では小さな子供だって英会話をしているのですから、そんなに難しいものであるわけはないのです。
例えば仕事上で要求される場合、シェークスピアのハムレットを完璧に理解しなくてはならない英語力は必要ありません。
逆にいえば、いくら英語力が抜群に優れていても、判断力や実行力に欠けていれば、商談はできません。つまり、英語だけできても仕方がないのです。
英語で何かができなくては意味がありません。
ただ、私の周りの人を見ていて、確かに英語だけでその人の能力は判断できませんが、英語ができる人は自信を持っている人が多く、その自信が仕事や生活に反映されているように思われます。
少し自信の持てる人になってみませんか?(れい)

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52号
2004
02.09
バレンタイン古今東西/商売の原点 鈴木敏文 講談社/1月の岐阜新聞・チラシ状況
バレンタイン古今東西
2月14日といえば、バレンタインデーとしてすっかり浸透していますね。
ただ、もともとの由来ですとか、何故チョコレートをプレゼントするようになったかはいろいろな説があるようです。
どれが本物かは定かではありませんが、製菓会社がチョコレートの売上を伸ばすための宣伝に利用した、というのが最も有力なようです。
さて、日本では、女性から男性へチョコレートを渡すのが通例となっています。
最近は、どうも本命チョコよりも、義理チョコの方が多いような気もします。(私が学生だった頃は、義理チョコなんて言葉はほとんど耳にしませんでしたから。)
場所が変わって、私が以前住んでいた米国では、男性から女性へ、薔薇の花をプレゼントするのが普通です。
実際、薔薇の売上が一年で一番多いそうです。また、ここ5、6年の傾向として、薔薇と一緒にチョコレート、そしてバレンタインディナーというのが増えているようです。
チョコレートに関しては、日本に倣ったのではないかと思われますが、以前、知人に訊いてみたところ、15年位前はそれほど、バレンタインデーに大騒ぎをすることもなかったそうです。
いずれにしろ、どこかに商魂たくましい人の影を感じますね。(れい)

商売の原点 鈴木敏文 講談社
イトーヨーカドー及びセブンイレブンの会長である鈴木敏文さんの著書です。
タイトル通り、商売の基本について書かれています。
基本四原則として、品揃え、鮮度管理、クリンリネス、フレンドリーサービスと言われます。
どれだけ一生懸命やっても、売れないと意味がない。
そこを突き詰めていくと、応用的な装飾ではなく、基本に戻るそうです。
また、加盟店のオーナーへの教育方法については、お客様でもあるため、ただ指示したり、説教をするのではなく、相手の人格を尊重しながら、まずは信頼を得ることから始めないと無理であると書かれています。
行き詰った時は、まず基本に戻る。行き詰る前から、基本をしっかりしておく。
] どの業種にもあてはまる言葉だと思います。(あん)

1月の岐阜新聞・チラシ状況
1月合計・508枚  平均16.3枚
曜日平均 日・16.5 月・11.8 火・9.5 水・13.5 木・22.6 金・11 土・27
業種別折込数1.スーパー・102 2.パチンコ・46 3.住宅・36(なべ)

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51号
2004
02.02
新司法制度/フリーエージェント
新司法制度
2新たな司法制度の導入に伴い、裁判員制度が採用されることになりました。
この裁判員制度とは、一般市民から数人を裁判員として選び出し、裁判の判決を行うやり方です。この制度は、一見、一般市民の意見が取り入れられ、机上の空論ではない論議が行われるという期待がある一方で、法のエキスパートでない人間が他人を裁くのはどうか、という危惧もあります。
私はどちらかというと後者の意見に賛成です。
アメリカに長年住んでいて、裁判員制度の脆さを目の当たりにしてきました。
訓練されていない人間は、すぐに感情に流され、冷静な判断がしにくくなるものです。
法律に照らし合わせて判決が行われたかどうかよりも、情状酌量の割合が大きくなってきます。
勿論、弁護士もそこに目をつけて、犯罪自体が善か悪か、よりも裁判員の同情を買うのに必死になります。
裁判の判決というのは、人ひとりの人生を大きく変えてしまうものなのです。
それを素人にまかせてしまっても良いものだろうか、と疑問が湧いてきます。
せっかく法科大学院制度ができ、ひとりでも多くのエキスパートを生み出す制度ができつつあるのに、判決自体が素人の出したものでは司法制度の進化とはいいがたいのではないでしょうか。
経済にどのような影響を及ぼすか、アメリカのような訴訟社会にならないことを祈るばかりです。(れい)

フリーエージェント
フリーエージェント、組織に所属せず、独立した存在で活躍する制度。
スポーツ界では一般的となっている制度です。
この制度、最近では労働形態の一つとして注目されています。
アメリカでは4人に1人がフリーエージェントという立場で仕事をしているそうです。
具体的に言うと、個人起業家、派遣、在宅などがそれに含まれます。
日本でも、既にその立場で労働している人が数多くいます。
しかし、フリーエージェントと異なる点は、個人の価値を交渉しないところに思えます。
私が派遣会社という仕事を始めたきっかけの一つがここにありました。
価値を交渉する代理人(エージェント)のような派遣会社は不可能なのだろうかと。
現段階では法律の規制もあり、派遣という形態では無理です。
しかし、将来は、このフリーエージェントが本格化することでしょう。
現在は企業から派遣料金をいただくシステムですが、将来は、労働者側から交渉料としていただくシステムになるかもしれません。
更に労働者は個人事業となり、税金、保険などすべて自分でしなければならなくなる。
そして、次に必要とされるのは、個人向けのコンサルタント・・・。
想像すると、将来どうなるのか楽しみになるのは私だけでしょうか。(あん)

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50号
2004
01.26
家庭環境と不況下の日本/見えないライバル/1月の推薦図書・「いい仕事」ができる女性 PHP文庫 坂野尚子
家庭環境と不況下の日本
最近の児童虐待のニュースには胸を痛めずにはいられません。
児童虐待は、身体的・性的・ネグレクト(保護の怠慢、拒否)・心理的の四つに大きく分けられますが、最近では、虐待者の63%が実母だそうです。
福祉学者らによると、核家族化や少子化等により母親が孤立しストレスを感じ、そこから生じる不安や負担感などが虐待を増加させていると言う事です。
更に虐待を増加させる要因として、長引く不況があるそうです。
経済的に苦しくなったり不安になったりすると、精神的にもストレスを感じ、それらのはけ口が弱者である子供達に向けられると言う事です。
人間として常に精神的にゆとりをもっていたいものですが、経済的なゆとりと精神的なゆとりが比例するようで悲しいですね。(ゆう)

見えないライバル
外食、レジャー人口低減は携帯やパソコンの普及にあると言われています。
確かに、パソコンは一家に一台どころか、一人一台となり、ホームネットワークなどが増えつつある状況です。
野外ではなく、室内で楽しんでしまうのからなのでしょう、と思いました。
しかし原因はそれだけではないようです。
ウィンタースポーツ用品最大手のヒマラヤの小森社長さんが、以前はアウトドアやウィンタースポーツが男女の出会いの場ともなっていたが、今はパソコンや携帯で簡単に男女が出会ってしまうからね、と言っていたのが印象的です。
流行のスポーツ用品店から総合スポーツ用品専門店へと移行したのは、他のスポーツ用品店との差別化ではなく、ライバルが分からないこの時代に、原点に戻るためなのでしょうか。(あん)

1月の推薦図書・「いい仕事」ができる女性 PHP文庫 坂野尚子
キャリアカウンセラーである坂野尚子さんが書かれた、仕事のできる女性になるための指南書です。
まずは、女性特有の弱点を知り、それを克服することが大切だそうです。
例えば、「十分考えずに行動し詰めが甘い」という弱点では、原因は自分の失敗を十分理解していないことだそうです。
解決策としては、失敗項目を一覧にして、自分の失敗しやすいカテゴリーを知り、そこに注意を払うそうです。
また、「気分に振り回されずに仕事をするには、自分を客観的に捉えればよい」など、悩んだり迷ったりした時の工夫も書かれています。
これから就職する学生から、転職・キャリアアップを考えて働く女性まで、とても勉強になる一冊だと思います。(あん)

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